卒業生対象セミナー

2022年度


日時:2022年12月3日(土) 13:30-15:00

場所:同志社女子大学今出川キャンパス ジェームズ館207教室予定・オンライン(Zoom)同時配信

講師:松村 延昭(本学 表象文化学部英語英文学科 特任教授)

参加費:無料(申し込み要)

 

テーマ:『ヒューマン・ステイン』に描かれる“political correctness”とアメリカ社会

 

要旨:PCがパソコンだけでなく、political correctnessの省略形であることも最近では広く認知されてきた。春の講座で小山先生も例を出しておられたが、このPCの概念にもとづく正しい表現には、なるほどと納得する場合もあり、ここまで言い換えるのかと驚かされる場合もある。しかし、背の低い人をポジティブに、vertically challenged personと表現することを面白いと笑うことのできないのが現代のアメリカ社会である。本講座では、フィリップ・ロスの小説『ヒューマン・ステイン』(2000) を取り上げ、人種問題を常に包含し、言葉遣いに過敏となっているアメリカ社会が生みだした、主人公の悲劇的人生について考えてみたい。

 

プロフィール: 1981年、同志社大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。滋賀県立短期大学(現滋賀県立大学)や同志社女子大学短期大学部で専任講師を務める。2004年より同志社女子大学英語英文学科へ移籍し現在に至る。専門は20世紀のアメリカ文学・文化。F・スコット・フィッツジェラルドの小説や、公民権運動時代にキング牧師と対立したアラバマ州知事ジョージ・ウォレスなどを研究。現在、腰痛に悩まされながら研究室の片づけに励んでいる。

 


申込は下のフォームよりお願いします(〆切:2022年11月末)

メモ: * は入力必須項目です


6月11日(土)開催の小山薫先生のセミナーには、対面33名、オンライン31名の方にご参加いただきありがとうございました。


日時:2022年6月11日(土) 13:30-15:00

場所:同志社女子大学今出川キャンパス ジェームズ館207教室・オンライン(Zoom)同時配信

講師:小山 薫(本学 表象文化学部英語英文学科 特任教授)

参加費:無料(申し込み要)

 

テーマ: 現代に生きるファンタジー文学の多彩な魅力

―PC(政治的な正しさ)時代の、フェミニスト・フェアリーテイルをめぐって―

要旨 ファンタジー文学の主要ジャンルである妖精物語(フェアリーテイル/メルヘン)のルーツは、ヨーロッパに流布した昔話である。もともと大人の聴き手に向けた残酷で性的要素の多い話だったことは、バジーレ(17世紀イタリア)の『ペンタメローネ』からも明らかだが、子ども向けに改訂された『グリム童話』(19世紀ドイツ)やディズニー映画(20世紀)の影響もあって、男女のステレオタイプを形成する要因となった。本講座では、1970年代以降活発化したフェミニストによる批判や、1980年代のPolitical Correctnessを求める風潮を確認した上で、映画版を含めたフェミニスト・フェアリーテイル(再話・創作)について概説したい。


プロフィール: 京都市生まれ。同志社女子大学・大学院で英文学を専攻、文学修士。現在の専門分野はミルトンと異界伝承。著書(共同執筆)に『キリスト教文学を学ぶ人のために』(世界思想社)、『二〇世紀女性文学を学ぶ人のために』(世界思想社)、共訳書にニール・フォーサイス著『古代悪魔学―サタンと闘争神話』(法政大学出版局)、F. B. クラップ『ミス・デントン―「同志社の宝」と呼ばれた女性の60年』(同志社女子大学、同志社同窓会)などがある。

 



2021年度

参加お申し込み

お名前、メールアドレス、メッセージ欄に、

メッセージ欄に、「OGセミナー 申込み」と記載してください。

egakkai@dwc.doshisha.ac.jpからのメールアドレスの受信ができるアドレスからお申込みください。
 


2021年度春学期卒業生対象セミナー(鈴木健司先生)は、多くのご参加をいただき、終了いたしました。


2020年度


英語英文学会初のオンラインセミナーが無事に終了しました。

今井由美子先生が、英語のリズムをつくるもの、音節、語強勢、内容語と機能語など、その仕組みを丁寧な資料でわかりやすく解説してくださり、その実例を親しみのあるいくつもの歌を通して体感することができました。

Zoomなので、ミュートにしておけば、各自どんなに大きな声で歌っても大丈夫!

「みなさん、口パクパクして歌ってくださっていたので、うれしかったです。」と今井先生からのコメントも届いています。

ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

 


2019年秋学期

終了しました。

50名以上の方にご参加いただき、有意義なセミナーとなりました。

 

 

   日時:20191116日(土) 13:30-15:00

  

    場所:今出川キャンパス楽真館401教室

  

    受講料:1000

  

 

 京都のことを、心に響く英語で伝える」

  

皆さんには、外国人の友達や観光客に京都について訊かれることがあると思います。プロの案内士とまでは行かなくても、英語でうまく説明できれば素敵だと思いませんか?たとえば、茶道を「 Tea Ceremony 」と言うだけでなく、仏教の禅宗の思想が底流にあること、そして茶室は一種のインストレーション・アートであること――。京都生まれ・育ちの私は、同志社女子大学の学芸学部英文学科(当時)に通っていた1980年代から、そんなことを考えてきました。そしてその集結のひとつとして『1分間英語で京都を案内できる本を書きました。このセミナーでは、私がこれまでの経験でたどり着いた、京都の美を表す英語表現について、お話しさせていただきたいと思います。

 

 

講師:広瀬 直子 (翻訳者・近畿大学英語非常勤講師)

 

プロフィール:

 同志社女子大学(学芸学部英文学科)卒業。トロント大学大学院修士課程(比較文学)修了。近畿大学英語非常勤講師

  京都の町なかで生まれて育った。大学卒業後は、英文の京都・大阪観光誌の編集の仕事に就き、関西の文化施設の立て札や関西空港の案内など、関西情報の英訳も幅広く行った。

 カナダのトロントに20年以上滞在し、公認翻訳者資格を取得。トロント大学の継続学習スクールでは日英・英日の翻訳を指導した   著書に『1分間英語で京都を案内する日本のことを1分間英語で話してみる(ともにKADOKAWA)『35歳からの英語やりなおし勉強法」(日本実業出版社)、みんなの接客英語(アルク)など。