EnglishPlaybook改訂版

本書は2017年に同志社女子大学英語英文学会設立50周年記念として企画・制作された旧版『English Playbook』(2018)をさらに読みやすく使いやすくなるよう、編集委員が加筆・修正したもの。授業に参加するだけでは英語能力の向上は不十分であり、且つ「自然に語彙習得」する語彙は日常では数が限られている。語彙学習においては適切な題材を参考に、意図的に工夫しながら学び続ける必要があることから制作された。本書の特徴は、 ①楽しく・戦略的に学ぶ 語彙学習を効果的にするためには「楽しく学ぶ」ことを忘れるわけにはいかない。ターゲットワードとセットになっているイラストやエピソード等を活用し、イメージと英単語を結びつける、効果的な記憶方略を採用。アスリートのようにストラテジー(戦略)を練って、自分を鍛え、さまざまなコミュニケーションの場面に対応できるように構成。 ②現実的使用観点からの語彙選択 大学での学びや英語使用時の必要性、日本人大学生に誤用の多いものという観点から語彙を選択。高校までに学習済みの語彙も含まれるが、「そのような語彙はこのようなことを知っておかないと実際には使うことができませんよ」という要注意語彙。特に既に知っている語彙については Note のコメントをよく読んでほしい。 ③教員の普段の授業・研究の治験の蓄積を基礎に語彙選択 使用頻度順に配列したコーパスベースの通常の語彙集とは異なり、大学の英語関連の各分野(文学・文化・言語・コミュニケーション)で教える教員が、授業・研究・日々のコミュニケーションに必要な語彙として推薦した 400 語 に厳選。

 

本書の構成

 

英語学習・研究に役立つ 400 項目が 4 エリアに分けて掲載されている。それぞれ 100 語毎に区切り、Part I:Exploration(探索) → Part II:Discovery(発見)→ Part III:Transition(転換)→ Part IV:Accomplishment(達成)と順を追って語彙が難しくなるよう配列されているが、各自の興味に合わせてどこからでも学習を開始することができる。付録に日本人英語学習者によくみられるミスを30個厳選して掲載。

 

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