京都支部


2019年度

 

同志社女子大学英語英文学会

第20回 京都支部“春の集い”ご案内

 


梅一輪ずつの暖かさと申しますがお変わりなく、お過ごしのことと存じます。

今回は、卒業生でもある辻英子先生にシェイクスピア時代の演劇状況や、シェイクスピアの英語の特色などをお話していただけることになりました。  

その後、先生を囲んでアフタヌーン・ティを楽しみたいと思っています。

お誘い合わせの上、是非お出かけ下さい。今年も春の一日、母校で懐かしく、豊かな時間を分かち合えること楽しみにしております。               

 

タイトル:「シェイクスピア再読」
                 講 師:同志社女子大学准教授 辻 英子先生

日 時:2020年3月14日(土)

              午後1:30~3:00 (受付1:15~)

      3:00~4:00  afternoon tea


会 場:同志社女子大学今出川キャンパス

    ジェームズ館 J207教室 J206教室 


  会 費:¥1,000

 

2月28日(金)までに出欠の有無をお知らせ下さい。egakkai@dwc.doshisha.ac.jp

 

 


2018年度

 

「春の集いに参加して」

 3
30日午後、風間末起子先生によるマーガレット・ドラブルの最新作「昏い水」―老いを見つめて―の講義に参加させていただいた。

 

テーマが気になりながらも、この数年で母と妹を亡くした私はまた暗い気持に引き戻されるのではないかという恐怖から、なかなか申し込めずにいたが、当日の朝「初めて参加するのですが、本を読んでなくても大丈夫でしょうか?」と連絡した。快諾いただき、懐かしいジェームズ館で、約30名の卒業生と講義や茶話会で充実した学びの時間を過ごすことができた。参加者は、親の介護の合間に出てきた方や中には80代の方も。卒業後も学びに貪欲な諸先輩方の姿勢に刺激を受け、背筋がピンと伸びた。

 

「本を読んでいたが途中で諦めた」との声が多くあったが、後日私も読んだが3か月かかり、実感せざるを得なかった。集中力の問題だけではなく、多くの登場人物の高齢者が過去・現在・未来を個々のフィルターを通して告白するが、コロコロと主語だけでなく場所・場面や視点が変わる。何度もページを戻り、読みながらも常に気が抜けなかった。風間先生の講義を受けてなければ、途中で挫折していたと思うので、読破できたことは、妙に嬉しかった。老いの心理を直視するこの作品は今後生きていくヒントになると思う。

 

印象的だったことは、描写や構成の巧みさと「生き抜かねば」という強い
メッセージを感じたこと。
70代後半の元気で働き続けている主人公フランが娘ポペットの思い出の品(宝物)に涙したシーンやテリーサの息子が母を看取るシーン等は心打たれた。(1986年卒)

 

2017年度

 

「春の集い」に参加して

 

 

 

 

 暖かな春の三月の土曜日の午後、思い出がいっぱいのジェームズ館の教室で,甲元洋

 

子先生のご講演。熱い思いを込めつつも、穏やかな語り口でRobert Browning の魅力をお話しくださいました。

 

その間、私は学生時代にタイム・スリップしていました。というのも、甲元先生とは大学院在籍の時期がいくぶん重なり、当時のことが思い出されたのです。修士課程(博士前期課程)に入学したとき、先生が同志社女子大学大学院の初の文学博士を目指して論文を書いておられるということは、院生の間では広く知られていました。先生は私たちの目標であり、私にとっては「雲の上」の存在でした。

 

そういうわけで、今回、京都支部会で初めて甲元先生のご講演をうかがうことができ、とても感謝しています。

 

Browningは難解であると先生が指摘されましたが、学生時代に私には手に負えない詩人でした。ところが、先生は彼は愛情が深く、またその愛情はテーマや詩的表現となって作品の中で息づいていることを、分かり易くお話ししてくださいました。おもわず、

 

「なんて素敵な詩人なんでしょう!」と、再認識。

 

ご講演の間、甲元先生の表情に見られた「恋する乙女」スマイルは、学生時代と同じでとてもチャーミングでした。1979年卒 82年院修了)